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月別アーカイブ: 2014年12月

自律神経について

 

緊張して呼吸が浅くなる。お風呂に入って息を吐く。お腹の調子が悪くなる。
など、日々の生活で呼吸や体調に関して起こるさまざまなこと。これらには、自律神経の働きが深く関わってきます。

自律神経とは?
自律神経は生活する上で必要となる循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝のように自分でコントロールできない機能の制御を行います。

自律神経には活動している時、緊張している時、ストレスがあるときなどに働く「交感神経」と、休息している時、睡眠している時、リラックスのときなどに働く「副交感神経」の2つがあります。

この2つの神経は日々シーソーのように交互に優位になるよう働きます。
例えば、「交感神経」の優位な状態が続くと「副交換神経」の働きは弱くなります。

交感神経と副交感神経の違い

つまり、「交感神経」が優位になると血圧が上昇する、胃腸の働きが弱くなり呼吸が浅くなるといったことが起こり、逆に「副交感神経」が優位となると血圧が下降する、胃腸の働きが活発になり呼吸が深くなるといったことが起こります。

 

「交換神経」が優位な状態が続くと?!
日々の生活で「交感神経」及び「副交感神経」のどちらかが一時的に優位になることがありますが、いづれかが優位な状態がずっと続くと身体に様々な影響が出てきます。

例えば交感神経が優位な状態が続くと・・・

血管が縮んだ状態となる。
⇒体に栄養・酸素・体温が全身に行き渡らない。
⇒疲労物質や老廃物が排出されにくくなる。
⇒疲労が抜けず、疲れや不調を抱える。
⇒身体の不調自体がストレスとなり、さらに交感神経が優位になる。

という悪循環に陥ります。

 

「交感神経」が優位になる原因は?
「交感神経」が優位になる原因は人間関係、パソコン、不規則な食生活、食品添加物、睡眠不足、テレビ、ゲーム、蛍光灯の光など様々なストレスです。

そこで、「副交感神経」の働きを優位にするには、緊張を取ることが大事になります。具体的な方法としては入浴や深呼吸、美味しい食事そして、凝り固まった筋肉をほぐし血行を良くすることなどあります。もちろん、当院で行っているカイロプラクティックを行うことで筋肉も緩ませることができます。

筋肉が緩むことで血行がよくなり

⇒疲労物質や老廃物が排出されやすくなり
⇒身体に栄養・酸素・体温が全身に行き渡る
⇒身体の疲労が取れる

という循環が起こり副交感神経を優位に働きかけることができます。

 

寒さで体が強張り安くなるこの季節、当院のカイロプラクティックを是非ご利用ください。

 

産後の骨盤矯正はいつから?

当院では、産後の骨盤矯正で来られる方がとても多いのですが、その中でも一番多い質問は産後の骨盤矯正はいつからしたらいいのですか?という質問です。

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一番いいとされているのは産後1ヶ月から6ヶ月以内です。なぜ6ヶ月以内がいいのかといいますと、妊娠中からリラキシンというホルモンが分泌され始めます。このリラキシンというのは、出産にむけて体のじん帯などを緩めていく作用があります。そうしなければ赤ちゃんが普通の状態の産道を通ってくるのはとても難しいので普段は固く支えているじん帯を緩めて出産を促しているのです。

そのリラキシンが産後分泌されているのでそこが産後の骨盤矯正のいい時期とされています。このリラキシンは骨盤周りのじん帯に作用しているわけではなく、体全体のじん帯などに作用しています。

この時期を利用して、妊娠前は関節が固くなっていて矯正できなかった場所も出産後は改善させるチャンスなのです。つまり母親も体が生まれ変われるよい時期(妊娠前からあった慢性的な腰痛や背中の痛みを改善させる)とされているので産後6ヶ月以内が骨盤矯正のベストな時期とされているのです。

といっても6ヶ月を過ぎてしまったから骨盤が閉まらないかというわけではありません。ただし早い程骨盤矯正がしやすいですからやはり早めの骨盤矯正をお勧めいたします。

冷え性を改善

寒くなってきましたね。

体が冷えると免疫機能が低下して風邪を引きやすくなります。また、冷え性が原因で血行が悪くなり腰痛・頭痛・肩こりなどを引きおこします。病気の前兆のサインである場合もあるので気をつけましょう。

冷え性による悪影響は、まだまだたくさんあります。

様々な影響が出る前に、冷え性を改善していきましょう。

 

冷え性改善のポイント

 

1. 体を温める食べ物をとる
体を温める食べ物は「物理的に温かい」「寒い地方・季節にとれるもの」です。逆に体を冷やすものは「物理的に冷たく」「砂糖を含んでいて」「温かい地方・季節にとれるもの」です。

特に気をつけたいのが清涼飲料水。今は自動販売機で簡単にジュースが買えてしまいます。冷たく、糖分がたっぷり入っているものも多いので気をつけましょう。 また、刺激のある食べ物は体を温めるので、ねぎ・しょうが・ハーブ・唐辛子などをうまく利用しましょう。

 

2. 規則正しい睡眠

睡眠をとることによって体をリセットすることができます。
自律神経のバランスにも関わってきます。自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になると血管が縮んでしまうので血行が悪くなります。

 

3. 足を温める

足は心臓から一番遠いところにあるため、血行が悪くなりやすく冷えやすくなります。足湯をしたり、足の指が動くように5本指ソックスを履いてみましょう。

 

4. 合っていない靴、きつい下着はつけない

皮膚の温度センサーが圧迫されて機能しなくなると寒いと感じない状態になります。体が寒いと感じるから体が寒さに対応しようと動くのです。合ってない靴は 指が動かないので足の冷えにもつながります。特にきついガードルは太ももの付け根を圧迫してリンパの流れを止めることがあります。

 

5. 体を動かす
運動すると血流はよくなります。また、筋肉量が増えれば基礎代謝が上がるため体温があがります。血流は心臓だけで循環しているわけではありません。手や足 の筋肉を動かすことによってポンプの作用で心臓に戻しています。筋肉がしっかりしていて伸び縮みしていると血流がよくなります。筋肉が伸び縮 みするためにはストレッチもやりましょう。

 

以上、冷え性を改善するポイントを5つ紹介しました。

でも、もっとも大切なのは・・・
「続けられるかどうか?」です。

体質を変えるためには筋肉をつけるのに3ヶ月はみましょうといわれるぐらいです。3日坊主にならないように続けていきましょう。

セルフケアで足りない部分、特に姿勢やゆがみが原因で冷え性になっている場合はカイロプラクティックでからだを整え冷え性を改善しましょう。

 

冷やす? 温める?

 

身体に痛みがある場合に、家庭でできる処置としては

大きくわけで2つあります。

一つは患部を冷やすこと。
もう一つは、身体を温めることです。

このどちらかを行えば、痛みは少しずつ緩和されてくることでしょう。

しかし一つ問題があります。

普通の人だと、その痛みを冷やすべきか温めるべきか、

わからないことが多いです。

冷やすべき時に温めると逆効果ですし、温めるべき時に冷やすと逆効果です。

今回は、どのようなときに冷やすべきか、温めるべきかをご紹介します。

 

冷やすべきとき、ケガ・炎症など

冷やした時が良い場合は、ケガや炎症の場合です。

この場合は名前の通り炎のように熱く熱を持ち始めます。

熱があると痛みが激しくなります。

なので冷やすことで熱を抑え、痛みも抑えていくのです。

炎症は、捻挫・打撲・脱臼・挫傷・骨折などの場合です。

 

温めるべきとき、筋肉疲労

温めた方が良いのは、筋肉疲労による痛みの場合です。

筋肉の硬縮・コリが原因で痛みが出る場合は、温めれば痛みが緩和されます。。

肩こり・背中の痛み・首こり・腰痛などの関節痛などなどに効果的です。

しかし、もし腰が痛いとき、温めたら逆に痛みが出たら・・・

それはただの腰痛ではなく、ヘルニアだったりするかもしれませんので

診てもらった方が良いでしょう。

 

家庭で冷やしたり温めたりして処置しても、

痛みの原因に対処できているわけではありません。

あくまで対症療法です。

なので痛みが少しひいてきて動けそうになれば、

治療院で原因をしっかり対処してください。

肩こりや腰痛の原因

肩こりや腰痛など、体の痛みの原因はいろいろありますが、やはり運動不足と姿勢の悪さが原因の場合が多いです。

体は動かさないと筋肉がどんどん硬くなっていきます。と同時に、弱くなっていきます。すると、血流も悪くなります。筋肉が硬くなって、疲労物質がたまり、血流が悪くなり、栄養も十分にもらえない、そしてまた硬くなっていく。こういう悪循環に陥ってしまうわけです。

なぜ悪い姿勢がよくないのかいうと、頭の重さ。実は、頭の重さはボーリングの球と同じぐらいの重さがあります。そんな重いものを、細い首で支えているわけです。これだけでも肩や首にかなりの負担がかかっていることは想像できると思いますが、問題なのは、猫背になったときです。猫背になって首を前に突き出すことで、首にかかる負担が通常の3倍になってしまいます。すると、首や肩にかなりの負担がかかり、首こりや肩こりになってしまうというわけです。ですから、姿勢が悪いと、体のバランスがくずれ、必要以上に体に負担がかかってしまうのです。

もっとよくないのが、悪い姿勢を長時間続けてしまうことです。一時的に悪い姿勢になっても、いろいろ体勢を変えていれば、負担は軽減します。悪い姿勢を続けていると、筋肉や関節が硬くなり、その悪い状態がクセになってしまい、体がゆがんでしまうというわけです。

姿勢をよくしないとと思って背筋を伸ばそうとしても逆に疲れてしまって、いつもの姿勢に戻ってしまう。。そんなことありませんか?それは、悪い姿勢がクセになって体がゆがんでしまっているので、いい姿勢にしようと思ってもできないのです。

体がゆがんでしまうと、自分で元に戻すというのはなかなかできません。それよりも、正しい状態すらわからない、という人も多いでしょう。カイロプラクティックでゆがみをとって筋肉をゆるめ、体を整えましょう。

猫背について

寒さで背中が丸くなっていませんか?
筋肉も寒さのせいで固くなりがちです。寒い冬だからこそ「姿勢」には気をつけたいですね。

猫背とは?
猫背とは、座った猫の背中のように人間の背中が丸くなることを言います。猫のように背中が丸くなるため、カラダは自然と前かがみになります。そして、自然に顔が前に突き出てしまうので、見た目も老けて見えてしまいます。

猫背の種類と原因
猫背の種類には、大きく分けて3種類あります。

(1)首猫背
文字どおり、首から曲がっている猫背です。パソコンなどデスクワークで長時間椅子に座っていたり、下を向いた姿勢が日常的に多くあったり、首が高めの枕の 使用などが原因で、頭が前のめりになってしまう状態を指します。この首猫背になると、肩コリになりやすくなってしまいます。

(2)背中猫背
背中が丸く曲がった状態のことで、日常生活の中であぐらをよくかく人がなりやすいと言われています。また首猫背同様、椅子に長時間座って姿勢を崩 しているような方もなりやすいものです。背中猫背になると、仰向けの体勢になって寝ると背中に痛みを感じることが多く見られます。

(3)腰猫背
腰が曲がっている状態で、上記同様デスクワークで椅子に長時間座る人、あぐらをかく人、また脚をよく組む人もなりやすいと言われています。腰猫背になると当然腰に負担がかかって腰痛になりやすくなります。

猫背の影響
首・背中・腰が丸まることで、姿が老けて見えたり、暗い印象を与えてしまうことがあります。
また、目線が下がってしまうことで顔の表情が暗くなってしまうと、脳がストレスを感じやすくなり、自律神経の乱れにもつながります。

さらに、当然ですが身体的な影響も出てきてしまいます。
猫背になると、呼吸が浅くなり酸素不足になりやすく、動悸・息苦しさ・疲れやすさを感じることが多くなります。そして骨格にも負 担がかかるので、関節・筋肉の動きが悪くなり、コリやダルさなどを感じやすくもなってしまいます。そして、脊柱にある神経のも圧迫してしまう ため、内臓機能も低下しやすくなってしまいます。

猫背の改善・予防

○座り方改善

椅子に座る際、姿勢を改善しましょう。脚を組むのはやめましょう。長時間座りっぱなしの姿勢をとらず、長くても1時間おきには休憩をとりましょう。床に座る際、横座りをせず、正座もしくは座椅子の使用などに変えてみましょう。

○肩のストレッチ

左右両方の肩甲骨を後ろにつけるイメージで、腕を後ろに引いてみましょう。今度は、左右両方の肩甲骨を開く様にゆっくり前に両腕を伸ばしましょう。最後に、両手を頭の上で組み上にゆっくり伸ばしましょう。

※肩甲骨の動きを意識しながら行うことがポイントです。
※痛みをともなう場合には無理をせず、痛みのない範囲で行ってください。

○お腹のストレッチ
カラダを丸めることで腹部の筋肉も硬くなっているのでゆっくりと上体をを反らしてみましょう。
※痛みをともなう場合には無理をせず、痛みのない範囲で行ってください。

 

猫 背と骨盤は全く関係がないと思うかもしれませんが、もともと猫背は骨格の歪みとも大いに関係しています。骨格の歪みは長い年月をかけて生活習慣の 中で少しずつ歪んでくるもので、骨盤を正常な位置に戻すことで骨格の歪みが改善されるため、猫背の改善・予防 になります。

寝たきりに対するリハビリマッサージ

「寝たきり」は、寝かせきりからってご存知ですか?

高齢者の方はとかく寝ている時間が多くなりがちですよね。

でも、気をつけてください。

寝てばかりいると、本当に寝たきりになってしまいますよ!

ご家族の方も、高齢の方を寝かせておいてはいけないですよ!

筋力低下や関節拘縮、褥瘡など、

いわゆる廃用症候群になってしまいますよ。

とは言うものの、病気があったり、体力低下などで、

寝たきりを余儀なくされている方も実際多くいらっしゃるのも事実ですよね。

そこで、寝たきりで関節拘縮などになってしまったら、
関節を動かして、硬くなった関節を緩め、

低下した筋力を少しでも回復させることがとても大切です。

歩行訓練などして、今まで歩けなかった方が、

また歩けるようになったときの喜びは、ご本人だけでなく、

まわりの人々まで何ともいえないものですよね。

廃用症候群も、きちんと治療をすれば改善が期待できます。

あきらめずに、前向きにいきましょう。

脊椎圧迫骨折(胸椎圧迫骨折・腰椎圧迫骨折等)や

大腿骨骨折等の後遺症により、寝たきりや寝たきりに近い状態が続くと、

関節が硬くなりいわゆる関節拘縮が生じます。

その結果、関節可動域が制限されてきます。

また、脳卒中(脳血管障害)いわゆる脳梗塞や脳塞栓、

脳出血(脳内出血)の後遺症で歩行困難になり、

麻痺の影響も受けて寝たきりや寝たきりに近い状態になる場合もあります。

パーキンソン病やパーキンソン症候群等の寡動や筋硬直により、

寝たきりや寝たきりに近い状態になる場合もあります。

その結果、関節拘縮が生じると関節が硬くなり、

日常生活や介護等に不便を生じてきます。

そうした状態を改善するために、訪問リハビリマッサージ

力を発揮します。

硬くなった筋肉をほぐし、拘縮した関節の可動域の改善を図り、

むくみや痛みの軽減も目指します。

状態によっては立ち上がりや歩行の訓練を行う場合もあります。

また、肩や背中のこりもひどくなるので、

肩や背中の気持ちの良いマッサージも併せて行うことで

ご利用者様には喜んでいただけます。

廃用症候群に対するリハビリマッサージ

「廃用症候群」ってご存知ですか?

廃用症候群は、長期臥床または安静による2次的障害なんです。
いわゆる寝たきり状態が長くなると、いろいろな症状が出てきてしまうということなんですよね。

具体的には

骨格筋の萎縮
簡単に言えば筋力低下ですね。

関節拘縮
筋肉が硬くなり、関節の可動域が制限されてしまうことです。

骨粗鬆症
みなさんもよくご存知ですよね。骨がスカスカになってきて、骨折しやすくなってしまうんですよ。

尿路結石
骨粗鬆症とともに尿路結石が起こりやすくなります。

循環障害
血液循環が悪くなりますよね。

褥瘡
いわゆる床ずれですね。長時間床にあたっている部分の皮膚が圧迫により、傷み、剥けたり、潰瘍になったりします。

括約筋障害
失禁、頻尿、便秘など。

心理的荒廃
意欲の低下、不眠、感情失禁、高齢者では認知症状を示すこともあります。

このように、いろいろな症状が出てしまうのですが、
関節拘縮がある場合、訪問リハビリマッサージの適応になります。

寝たきりで、関節の動きが悪い場合、関節拘縮があると考えられます。

脳血管障害(脳卒中)の後遺症やパーキンソン病などが特にない方でも、

長期臥床による廃用症候群は訪問リハビリマッサージの対象になりますので、ご相談ください。

パーキンソン病やパーキンソン症候群に対するリハビリマッサージ

「パーキンソン病」は中脳の黒質にあるメラニン細胞の変性萎縮と

大脳基底核の病変によって「振戦」「筋硬直」「寡動」「姿勢調節障害」

を生ずる疾患です。

主徴は「振戦」「筋硬直」「寡動」ですが、進行すると
表情のかたい「仮面様顔貌」、起立時に体が前に傾き腰の折れた

前傾前屈姿勢」となります。
また、「小刻み歩行」、「突進現象」、「丸薬を丸めるような動作」を

するようになります。

パーキンソン病やパーキンソン症候群の症状の

「筋硬直」や「寡動」(=動きが少ない)により「関節拘縮」が生じます。

 パーキンソン病やパーキンソン症候群は徐々に進行するため、

放っておくと関節拘縮が進み、関節や筋肉がカチカチに

固くなってしまうこともあります。

そこで、その関節拘縮の改善や予防を

どうするかということが問題になります

 訪問リハビリマッサージでは、硬くなって動きにくくなっている

関節の周りの筋肉をマッサージによりほぐして柔らかくし、

拘縮による可動域制限の改善を図ります。

継続してマッサージ治療を受けることにより、気持ちよく、

拘縮の改善を目指すことができます。

 パーキンソン病の方本人も大変ですが、

介護をされるご家族の方のストレスも相当なものになります

私たちもよく相談にのらせていただいていますが、

そのようなご家族のご負担を少しでも軽減できたらと思っています。

脳出血の後遺症に対するリハビリマッサージ

脳出血とは簡単に言えば脳の血管が切れて、

脳内に出血したものです。

脳出血は突発的に発生し片麻痺を生ずるので、

リハビリの必要があります。

リハビリはなるべく早い時期から始めますが、

通常は病院でおこないます。

ある期間経過後は退院することになりますので、

自宅に戻ったあとのリハビリを考えなくてはいけません。

リハビリせずに放置すれば、関節拘縮が進むのみならず、

筋力低下、ADL(日常生活動作)の低下が進み、

介護をされるご家族やヘルパーの方たちの

負担が増大していきます。

したがって、継続的なリハビリを行い、

関節拘縮の改善、予防

筋力アップ、ADLの向上を目指すことがとても大切なんです。

継続してリハビリを続ければ、

関節拘縮の改善、筋力アップ、

起居動作の改善などにより、

介護する方の負担も軽減されますし、

ご本人の張り合いも出てきます。

脳出血あるいは脳内出血は、いわゆる脳卒中と言われる

脳血管障害の一つであり、障害の結果多くの場合「片麻痺」をきたします。

脳出血の後遺症と言える「関節拘縮」は片麻痺や歩行困難のため

関節を動かす機会が減るために関節が硬くなり、

関節可動域が制限されてくる症状です。

放っておくとカチカチになり、曲がりも伸びもしなくなってしまう

場合もあります。 介助する時も、身体が硬いと大変です。

 その関節拘縮の改善あるいは予防として最も効果的なのが、

訪問リハビリマッサージです。

 硬くなった筋肉をマッサージで良くほぐし、

拘縮した関節を丁寧に緩めて行きます。

麻痺しているため、継続治療が必要になるので、

訪問リハビリマッサージは最適です。